ゲームで適当に遊ぶ

ファミコン中心に、いろいろなゲームを遊んだ感想とか適当に

東の空に輝く星よ 永遠の伝説 伝え星

 またもや間が開きまくりです。なるべく月4回は更新したいと思いつつ……。やはりクリアまで……とすると、1本のゲームにかかる時間がどうしても長くなるんですよね。という訳で、今回紹介するのはこのゲーム!

ウルトラマン倶楽部
地球奪還作戦

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  ウルトラマンSDキャラクターウルトラマン倶楽部」を利用したディスクシステム専用タイトルで、ジャンルはRPG。発売はもちろんバンダイで、発売日は1988年10月22日。同時期のディスクシステムタイトルにはコナミジャイラスファミコンには任天堂スーパーマリオブラザーズ3があったりします。あと、この1週間後の10月29日に、あのメガドライブがリリースされていたり。

 当時は「ウルトラマン冬の時代」ともいえる時期。地上波新作は制作されず(国内向けの地上波新作が制作されるのはウルトラマン80終了から16年後のウルトラマンティガを待たなければならない)、東京キー局では再放送枠が激減してシリーズの再放送もされなくなり、映画ウルトラマン物語』以降はアニメウルトラマンキッズ』が2作ほど制作されたのみ。いわゆる学習誌や『てれびくん』では特集が組まれたりもしたものの、特に大きな動きはないままだった。

 

 

 そんななか、突如として現れたコンテンツが、このウルトラマン倶楽部』当時はSDキャラクター全盛期で、人気コンテンツはなんでもかんでもSD化した時代でもあります。SDブームの頂点でありガンダムというコンテンツをギリギリのところで延命しつづけたSDガンダムシリーズ(ガン消しやBB戦士、外伝など)を筆頭に、『SDザブングル『SDエルガイム『SDダンバインなどの当時バンダイが版権を所持していたサンライズのロボットアニメ、ウルトラマンと同様に新作が作成されていなかった仮面ライダーのSD『仮面ライダー倶楽部』(ちなみに、仮面ライダーは『仮面ライダー倶楽部』の展開後に新作『BLACK』が制作された)と『仮面ライダーSD』、さらにはキン肉マン北斗の拳スケバン刑事などの人気コンテンツ、版権がクリアできなかったためにオリジナルを装ったホラー映画キャラクターの『ホラーワールド』などなど……。とりあえず手当たり次第にSDにしていった感じもあるけど、結果的にそのコンテンツを知らなかった子供たちに周知されていったのだ。ちなみに、このバンダイによる「手当たり次第SDにして展開していく」システムは、のちにさまざまなヒーローやロボットが版権の枠を超えて共演するコンパチヒーローシリーズ』に昇華し、そこからスーパーロボット大戦が派生するのだけど、それはまた別のお話。

 

 

閑話休題

 

 

 んで、ウルトラマン倶楽部』は、もともとのコンテンツとしての『ウルトラマン』シリーズが強かったせいか比較的人気も高く、『SDガンダム』を除くほかのSDモノに比べて長く展開したコンテンツでもあります。ボードゲームとかパチスロとか、アーケードゲームとかね。もちろん、それだけの人気コンテンツならば、当時のキッズに大流行だったファミコンで出るのも当然……ということで。

 

 

 突如として来襲した怪獣軍団によって地球は征服され、平和の戦士であるウルトラ兄弟も囚われてしまった。なんとか脱出に成功したウルトラマンは、ゾフィーの命令でウルトラ兄弟を助け出し、地球を救う戦いに赴く……というのがざっくりとしたあらすじとなる。地球は5つのエリアに分割されていて、そこから1エリアを選んでマップを探索し、イベントをクリアしながら怪獣軍団のボスが潜伏している地下都市の入口を探し出すというのが当面の目的となるのだ。

 

 

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 ウルトラマンだからアクションゲームになりそうなところを、急成長ジャンルでキッズたちのニーズが高かったRPGにした本作。ただ、システムは非常に独特な、本作のみの特殊なシステムが2つ導入されているのだ。ひとつめは「弱点システム」。怪獣の部位にカーソルをあわせて攻撃したとき、そこが弱点だった場合はダメージが2倍になるというわかりやすいシステム。弱点への攻撃が成功するとばんそうこうが貼られるので、「ここが弱点」というのがコミカルに表現されているのがキャラクターゲームにしっかりマッチしている(某ゲーム誌のクロスレビューでは酷評気味だったけどね)。

 

 

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 そしてもうひとつはレベルアップシステム。特定イベントまでに怪獣を倒し続けるとパワーが大きく上がり、逃げ続けるとスピードが大きく上がるという仕組みになっている。レベルアップの機会は全部で5回。怪獣を倒し続けるのは難しくはないが、適度に逃げてスピードも上げないと戦闘は厳しくなっていく。この辺のバランスは嫌いではないのだけど、レベルアップの機会が少ないのが残念だった。コンシューマのRPGは、ドラクエ1のヒット以降ずっと「経験値に依らないレベルアップシステム」を模索しているのだけど、これもそのひとつなんだよね。発想は悪くなかったのだけど、いかんせん実感できる機会が少なすぎて、良し悪しが判断できなかったのは残念でならない。ま、結局のところ、いまだ「経験値」以上の発明はないんだけどね……。

 

 

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 登場するウルトラ兄弟マンセブン新マン(ゲーム表記)、エースタロウレオの6人と、NPCであるゾフィーウルトラの父の8人(人?)。マン以外のウルトラ戦士は各エリアに捕らわれており、怪獣を倒して解放する必要がある。このとき、ゴルゴダ星にあったような十字架にはりつけされているのが芸コマでよろしい。解放した直後のウルトラ戦士はエネルギー切れでダウンしているので、カラータイマー(本作における復活アイテム)を使って蘇らせよう。パーティは3人までなのだけれども、入れ替えは基本的に不可なのが残念。上限の3人に達しているときに入れ替えたいときは、誰かを戦闘不能にする必要があるのだ(結果、この方法でウルトラマンもパーティメンバーから外せるんだけどね)。各ウルトラ戦士は共通の攻撃方法であるチョップとキック、そして2つの必殺技を所持している。この4つの攻撃方法を駆使して怪獣に立ち向かっていくのだ。攻撃するとHPと共通であるエネルギーが減少していくので、「あとちょっとで倒せる怪獣」相手には、消費ENが0のチョップで攻撃するのも大事なテクニックだ。あと、怪獣には話しかけることもできる。ほとんどの怪獣は話しかけると適当なセリフを吐くだけだけど、一部のイベント怪獣は話しかけるとミッション情報を提供してくれる。このような怪獣は出現場所が固定で、かつ特殊なメッセージが表示されるので、うっかり倒してしまわないような配慮もされているのだ。

 

 

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 ウルトラマン。必殺技はスペシウム光線八つ裂き光輪。最初から使えるキャラクターで、1人旅のときは死亡=ゲームオーバー。八つ裂き光輪は別に敵を切断するという性能があるわけじゃないのが残念。隠し性能とかあるのかもしれないけど、細かい情報は不明。こういう古いゲームには、判明していない謎が多いのだ。

 

 

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 ウルトラセブン。必殺技は宇宙ブーメランのアイスラッガーと、ここ一番での決め技としての印象が強いワイドショットアイスラッガーはよくほかの作品にパクられオマージュとして登場し○○ラッガーという名称がつくけど、単語としてはセブンの企画名である「ウルトラアイ(のちに変身アイテムの名称に転用)」からつけられたアイ・スラッガーだからね! あまり関係ない話だけど!

 

 

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 帰ってきたウルトラマン。ゲーム中では新マン。公式にはウルトラマンジャック。ややこしいね! かたくなに「ウルトラマンジャック」を拒否する人がいるけど、ジャックになってから35年以上が経過していて、もはや「ジャック」である期間のほうが長いのだ。あきらめよう! 必殺技はスペシウム光線スピンキック。スピンキックはモグネズンを倒した技だ。ジャックの必殺キックとしては第4話の特訓で会得した流星キックのほうがメジャーだけど、使用回数はこちらのほうが圧倒的に多い(流星キックはキングザウルス三世を倒したときのみ)なので、こっちが選ばれたと思われ。

 

 

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 ウルトラマンエース作品としての表記は『ウルトラマンAなので気をつけよう。必殺技はタリウム光線エースバリア。エースバリアは使ったターンと次のターンの敵攻撃を完全シャットアウトするという、とんでもない性能(ボス戦には効かないという欠点があるけど)。そのため、最初にエースを救出すると、その後の展開が恐ろしくラクになるのだ。しかし、エースバリアを連発していると、なぜか「逃げた」判定になるらしく、レベルアップ時にパワーよりスピードが多く上がってしまう。パワーを上げたいときはエースバリアを封印するのが一番だ。まぁ、パワー(というか与ダメージ)はアイテム類で補えるので、気にしないというのもアリなんだけどね。

 

 

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 ウルトラマンタロウウルトラの父と母の実子だ。孤児だったウルトラマンエースは彼の義兄(父と母の養子)で、彼と仲がいい……という設定があるのだけれども、これは学年誌のみの設定なのか、それとも公式になったのか。どうなんでしょ? 教えて偉い人! 必殺技はストリウム光線ウルトラフリーザ。ウルトラフリーザーを食らった怪獣は、そのターンと次のターンは行動不能になるというチート技。ただ、これもエースバリアと同じくレベルアップ時には「逃げた」判定になるっぽいんだよなぁ……。今度、この辺の情報を詳しく検証する必要があるのかもなぁ……。

 

 

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 ウルトラマンレオ。L77星出身で、ウルトラ兄弟とは違う星の出身。時代背景や予算の関係から、光線技よりも空手を駆使して戦う異色の戦士だ。弟のアストラは本作には登場しない。残念。必殺技はクロスビームキリモミキック。前者はキングパラダイを撃破したレオの数少ない光線技で、後者はレッドギラスとブラックギラスの首を刎ね飛ばした必殺キックだ。カラオケDAMの「本編映像」でよく流れるので、なぜかこれだけ見たことある人も多いんじゃないかな?

 

 

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 ゾフィーは宇宙警備隊隊長で最強の戦士とかいわれてるけど、本作では特定地点でヒントを教えてくれるだけ。なんというか、「お前も戦えよ!」と叫びたくなるキャラだ。一方、ウルトラの父はエネルギーを全回復してくれるお助けキャラ。ここを中心に戦闘を繰り返してアイテムを稼ぐのが序盤の必勝法だ。

 

 

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 地球は全部で6エリア。山岳エリアにはウルトラセブンが捕らえられている。ここではツインテールがタマゴをグドンに奪われて困っているので、代わりに取り返してやろう。タマゴを取り返してツインテールに渡すと、不思議な呪文を教えてもらえるぞ。登場する怪獣は、ツインテールグドンテレスドンジェロニモンレッドキングの5種類と、その色違い怪獣5種類だ。色違い怪獣はパワーが通常版の1.5~3倍になっているので、弱点をついて素早く倒そう。山岳エリアの出口を守るボスは、レッドキングの色違いであるギルレッドキング。あらかじめ回復してから挑もう。

 

 

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 森林エリアに捕らえられているのは新マン。湖や樹木が迷路を作り出していて、意外とめんどくさい。飛んで乗り越えろよ! で、ここでは心優しきエレキングが、イカルス星人に操られて悪いことをしている。イカルス星人を撃破して、彼を操っているコントローラを破壊しよう。ちなみに、ウルトラの父ゾフィーの出現地点は、各エリアにつき1カ所ずつ設定されている。まずはここを探すというのも手だ。登場怪獣はエレキングイカルス星人、ババルウ星人、ベル星人、メフィラス星人の5種と色違い。エリアボスは通常の3倍のパワーを誇るデスメフィラスだ(3倍なのでちゃんと赤い)。

 

  

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 エースが捕らえられている氷河エリア。ここに登場する怪獣はガンダー、ウー、ギガス、ギラドラス、ドラコとそれらの色違い。エリアボスはワイルドウーだ。原作でも氷雪吹き荒れる地域に登場した寒さに強い怪獣だらけのせいか、このエリアの怪獣はタロウのウルトラフリーザーで動きを止めることができない。まぁ普通に攻撃すればいいだけだから、そこまで問題にはならないんだけどね。ガンダーに捕らえられたこゆきを助けてウーに返すのがエリアミッションだ。クリアすると、ウーからブレスレットをもらえる。ウルトラシリーズのブレスレットといえば強力な武器なのだけれども、これは地下都市への入口を開くための重要アイテムなのだ。

 

 

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 コンビナートエリアでは、タロウが救援を求めている。怪獣はシーゴラス、タッコングペスター、ヒッポリト星人、キングジョー。エリアボスはキングジョー2だ。ここでは悪い仲間に誘われて悪事を働いているシーゴラスを助けるというミッションも用意されている。シーモンスも形式上登場するのだけど、シーゴラスの色違いなのが残念。ここのミッションをクリアすると、地下都市の扉を開くためのキーが手に入る。

 

 

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 都市エリア。ウルトラマンレオが捕らえられた地だ。ここにはミッションはなく、情報を話してくれる怪獣(ゴモラ)がいるだけ。ただ、こいつの情報こそが地下都市への入口を示すものなのだ。登場怪獣はゴモラ、ダダ、ガヴァドンA(ゲーム中表記はガバドン)、ドロボン、バルタン星人。エリアボスはガンバルタン。レオを助けたらそのまま地下都市に向かうことが多いので、ここのエリアボスは戦わないことのほうが多いかもしれない。もちろん、攻略順によるけどね。

 

 

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 キー、ブレスレット、呪文をそろえてから都市エリアの3列2段に並ぶビルを調べる(「調べる」コマンドはここでしか使わない!)と、地下都市の入口が見つかるのだ。地下都市には、ドラキュラス、ベムスタータイラントバードンゼットンが待ち構えている。というか、ほかの超がつくほどの強敵怪獣4体はともかくとして、ドラキュラスって……。普通の吸血宇宙星人だぞ。まさか、同じウルトラクロスでトドメをさされたバット星人と間違われたんじゃないだろうか。ベムスタータイラントはエネルギー吸収能力を持っていて、弱点以外を光線技で攻撃するとライフを回復されてしまうのだ。ここで新マンやレオの必殺キックがモノをいう……と。まぁ弱点を攻撃すれば吸収されないから、あんまり気になんないんだけどね。

 で、地下都市は迷路構造になっていて、終点にはボスであるゼットンゼットが待ち構えている。こいつを倒せばクリアとなる。強いことは強いのだけど、攻撃力が倍になるアイテム「オーラ」を全員で使ってから弱点の左角を一斉攻撃すれば、意外と簡単に撃破できてしまう。あまりにもあっけない最後に拍子抜けしてしまう。

 

 

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 粗削りな部分も多いものの、弱点部位攻撃のような意欲的な戦闘システムも導入されている本作。当時のファミコンキッズが飢えていたRPGジャンルというのもあって、ディスクシステムを持っている友人は結構プレイしていたという記憶がある。自分も本体ごと借りてプレイしたのだけど、当時は地下都市の入口がわからずにクリアできなかった覚えがあったり。そういう意味で、これまた約30年越しのリベンジなのだ。

 なんだかんだで本作は人気は高かったらしく、このあとウルトラマン倶楽部』RPGとして2タイトルが作成され、さらに別ジャンルで2タイトル、ゲームボーイやアーケードでも新作がリリースされることに。なかでもウルトラマン倶楽部2』ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦』、そしてアーケードのウルトラマン倶楽部 戦え!ウルトラマン兄弟!!』は(問題点がないわけではないけど)良作として今でも人気が高い。版権モノなので移植は厳しいけど、どうにか配信されないものか。

 

 

 そんなこんなで、今回もここまで! なんだかんだでバンダイのタイトルを多く紹介している気がするぞ!? 次回は「今まで紹介していないメーカー」のタイトルか、「人気シューティングシリーズの移植作」を紹介したいところ。後者になる可能性が高いかな? ま、あくまで予定は未定! 最終的にどうなることやら!