ゲームで適当に遊ぶ

ファミコン中心に、いろいろなゲームを遊んだ感想とか適当に

行くぞ! 今だ! ジャンファイト!

 毎日更新を心がけようと思っていたものの、いきなり頓挫。2~3時間ぐらいでさくっとクリアして記事を書けると思ったら、想定外に時間がかかってしまったソフト!

 

 そういう訳で第5回! これもきちんと公式ライセンスを受けた正式販売品!

まじゃべんじゃー 麻雀戦記

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  同人ゲームとして人気を博していた『まじゃべんちゃー ねぎ麻雀』が商業ソフト化し、それのコンシューマーゲーム化したのが本作。商業版『ねぎ麻雀』が当時美少女ゲーム専門誌化していた『テクノポリス』のゲームソフトブランド『テクノポリスソフト』からリリースされていた関係で、このソフトも『テクノポリス』発行元である徳間書店から発売されていた。ただし、正確には徳間書店ではなく当時存在したゲーム関連出版物を発行する子会社・徳間書店インターメディアなんだけどね!

(違ったらゴメン! この辺は関係者に訂正してもらうのがラクか)

 

 で、このソフトが発売した1990年はファミコンブームも後期にさしかかり、のちの世に名作と謳われるソフトが何本も出た時期だったりする。『女神転生Ⅱ』や『ウィザードリィⅢ』、『ドクターマリオ』や『ロックマン3』、ほかには『暴れん坊天狗』や『宇宙警備隊SDF』、『ギガゾンビの逆襲』なんかがそうだね。

 

 オリジナルソフトだけでなく、パソコンやアーケードからの移植も盛んで、パソコンからは『ラストハルマゲドン』や光栄の『三國志Ⅱ』、アーケードからは『パロディウス』や『インセクターX』なんかがこぞってファミコンに移植されていった。そんななか、パソコンやアーケードで人気だった脱衣麻雀ファミコンに移植されるのは当然の流れとしかいいようがなかった。

 

 

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 オニオガルドを侵略してきた魔邪王とその部下。通常武力ではまったく歯が立たない彼らの武器は『麻雀』だった! 「だったら麻雀で勝負よ!」パターンの王道展開! ちなみに、一番左にいる娘さんはオニオガルドの姫様。80年代テイスト全開で結構かわいい。ちなみに、女の子のイラストをはじめとしたグラフィックは、漫画家のみやさかたかし氏(一部の4コママンガスキーには「ななみまっしぐら」の作者といえばわかりやすいか)の手によるもの。

 

 

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 ゲームとしては道でつながった各チェックポイントに移動し、そこでアイテムを購入したり麻雀勝負をしたりして先に進み、魔邪王を倒すのが目的。麻雀は一般的な4人打ち麻雀ではなく、当時のコンピュータ麻雀では主流だった2人打ち麻雀。おそらくは家庭用ゲーム機用の「単独販売された麻雀ソフト」で一番売れた任天堂の『麻雀』や、アーケードゲーム脱衣麻雀も大体はこの形式ですな。

 

 

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 で、勝利するとモンスターは美少女になる! これがこのゲーム最大の売りであり、そして最大かつ唯一のアイデンティティでもあるのだ! グラフィックは意外と使いまわしが多いからパターンはあまり多くないけど、それでも十分楽しめる! いや、ほんとにこの「80年代全開美少女」が意外なぐらいかわいいんだ! オッサンだからそう感じるだけかもしれないけどね!

 

 

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 漏れはあると思うけど、大体の登場美少女と変身前。時代性はかなり感じるものの、やっぱり結構かわいい。一部の敵美少女は2段変身するんだけど、いくつか中間形態の撮影をし忘れてたり。もったいないことをした。

 

 

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 で、『まじゃべんちゃー』といえば、積み込みをはじめとしたイカサマの数々! ストーリーが進むごとに仕えるイカサマはどんどん増えていって、最終的には役満も積み込めるように! ちなみに、シリーズ元祖である『まじゃべんちゃー ねぎ麻雀』は、コンピュータ麻雀にイカサマ積み込みを導入したはじめてのゲームといわれているとか。つまり、これらのイカサマは元祖からの血統を受け継ぐ伝統的なワザともいえるのだ!

  

 

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 んで、敵を倒したときにたまーに手に入るカギで門を開けて先に進めるようにして、手に入れたお金で武器や防具などの装備を整える……。この辺は普通のRPGといっしょだね! ちなみに武器はあがりの点数にプラスする効果があり、防具は敵のあがり点数を減らす効果がある。終盤の敵やボスは満貫直撃ぐらいの点数を無効化する力を持っているので、こちらも装備で強化しないと勝負にならないのだ。それにしても、店員さんはすげぇかわいいよね。このむっちり80年代感といったら!

 

 

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 で、数多くの敵とステージをくぐりぬけてラストステージの奥には魔邪王が待ち構えている。こいつだけはイカサマ積み込みが無効化されるためガチ勝負しないといけない……のだが、なぜか牌交換だけは使用可能になっている(たぶんミス)。なので、牌交換を駆使してを高得点役を狙おう! というか、こいつは10000点も軽減する防御力があるので、子の満貫ではダメージすら与えられない! 強いぞ!

 そして、RPGのボスなので当然のように倒しても2段階目に変身する。やったね! もう1回遊べるドン! というか、むしろ「もう1回戦わないといけないのかよ」という絶望感が味わえる。というか、これのためにプレイしていたとき「ま、まさか別形態があった……のか!?」って素で思ったもんね(実はこのゲーム、ボスまで行くのははじめてだったんですよ!)。

 

 

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 そして2回目の魔邪王に勝てば、晴れて感動のエンディング……全然感動しねぇ! というか、まさか勇者がラスボスと手を組んでほかの国を攻めに行くなんていうアバンギャルドでファンキーなエンディング、見たことないぞ!

 

 

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 魔邪王様ギャラリー。「ぽろっ…」に時代を感じる……。

 

 

 正直なところ、『まじゃべんちゃー 麻雀戦記』はゲームとして面白くはない。ただ、美少女は原題にも通ずるかわいさがあり、それを見たい! という強い気力があるなら遊んでもある程度は楽しめる……はず……だよな?

 

 という訳で、文章量に比べて画像量と撮影労力がまったくつりあわなかった第5回もここで終了! 次は短めのゲームでラクにさくっと更新したい!

 

次回「デビルなのかデーモンなのか それが問題だ」にジャックオン!